はじめるを応援 mercari concert Guitar Audition【受賞者発表】
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New 「メルカリコンサート ギターオーディション」にご応募いただいた4名の方のドキュメント映像を公開しました。ぜひご覧ください。2021年9月9日
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グランプリ・ジュニアグランプリを受賞した小暮さん押山さんのミュージックビデオが完成しました。また、メルカリコンサートを記念し、審査委員長を務めていただいた福田進一さんに特別に演奏いただきました。2021年6月18日
- 応募総数は1,028件(クラシックギター部門:441件、オールギター部門:274件、ギター写真部門:313件)。たくさんのご応募ありがとうございました。
クラシックギター部門
メルカリコンサート準グランプリ2 名
秋田 勇魚(あきた いさな)様
本選演奏曲:デ・ラ・ルンバ・ソン(マルティン)/別れの曲(ショパン)バーデン・パウエル編 CHANSON DE L ADIEU
コロナ禍においてクラシックギターの親しみやすさや音色の持つ魅力を改めて意識しました。
「がんばりすぎなくていいよ、ゆっくりいこう」
ギターがそっと寄り添ってくれるようなメッセージを音楽に乗せて伝えたいです。
山下 俊輔(やました しゅんすけ)様
本選演奏曲:Prelude cello suite No.1/BWV1007(バッハ)/タンゴアンスカイ(ローランディアンス)/トロイメライ(シューマン)
応募した「トロイメライ」で少しでも心安らぐ時間をお届け出来たらと思い応募しました。過去コンクールの受賞経験が少なく、縁がないものだと思っていたので素直に嬉しいです。挑戦し続けたご褒美です。
山下俊輔を感じて貰えるpp(ピアニッシモ)からff(フォルテッシモ)まで表現でき、コンサート(エンタメ)と感じて貰えるような選曲をしました。最後に「メルカリ」オリジナル曲をCMを狙うために作曲し演奏しました。
受賞した事をSNSにあげると過去最高のイイネ!コメント数を頂きました。今まで支えてくれたファンや家族に改めて感謝致します。今後も変わる事なく新しい事に挑戦し続け、少しでも前に進めるように精進していきたいと思います。目標はメルカリCM曲タイアップを取る!です。
メルカリコンサートジュニアグランプリ1 名
メルカリコンサートジュニア準グランプリ2 名
福山 日陽(ふくやま ひなた)様
本選演奏曲:黒いデカメロン[全3楽章](L. ブローウェル)
今回オーディションに応募したのは、クラシックギターの魅力がより多くの人に伝わるといいな、と思ったからです。本選では、サントリーホールで演奏させていただき、ギターの音の響きをとても気持ちよく感じることができました。今後もより音楽と向き合い、研鑽し、発信していくことで、さらにギターの素晴らしさを伝えられたらなと思います。
エモーショナル
アワード2 名(組)
大島 祥(おおしま しょう)様
今回は受賞させて頂きありがとうございます。私は、クラッシックギターは聴いてくれる方に自分の心を伝える手段だと思っています。人生の様々な局面で聴いてくれる方の心に、私の心を、ギターを通して届ける事ができる様に、演奏技術だけではなく心も磨いていきたいと思います。
エンジョイ
アワード4 名(組)
クラッシックギター頑張る 様
大好きなスピッツの楽曲を姉妹で合奏できたらいいなと思い習い始めました。取り組みやすいようにソロギター用の楽譜を2つのパートに分けて弾いています。2人の音が重なると、想像した以上に音が広がって聞こえるときがあってとても気に入っています。最近はソロギターにも挑戦していて、1人で完成させる喜びも味わっています。ずっと続けていきたいです。
さくたろう 様
発表会の時に演奏したいと思っていた曲なので選びました。受賞できて嬉しさ100%です。おじいちゃんやおばあちゃんが「良い曲だね。上手になったね。」と褒めてくれました。これから、小学5年生には「禁じられた遊び」を弾けるようになりたいです。
汁ギター(しるぎたー)様
音楽の伝え方が変化していく中、音楽のもつエネルギーや楽しみ喜びは不変と信じ、誰かから誰かへ紡ぐ楽器と共に、誰かから誰かへ音楽を紡げればと思い、娘と共に応募致しました。この度は栄えある賞を授与して頂き誠にありがとうございます。
オールギター部門
オールギター
グランプリ1 名(組)
エモーショナル
アワード2 名(組)
Dsuke 様
この度はエモーショナルアワード賞を私に決定してくださり誠にありがとうございます。ここ1年は大学を休学して特にギターと向き合って来ましたので、このような結果が本当に嬉しく、光栄に思っています。改めて、メルカリ様や審査員の方々、関係者の皆様全ての方に感謝申し上げます。また、メルカリコンサートによって新たにギターを始める方が増えて、盛り上がっていくと良いなと思います。
エンジョイ
アワード4 名(組)
塚田 慎太郎(つかだ しんたろう)様
独自のアレンジによる演奏を評価いただき光栄に思います!
ジャズ的でリズム変化が多い編曲は、Tommy EmmanuelやJoe Pass等からの影響です。
ハーモニクスやトレモロで星空を演出し、最後には敬愛するBUMPの一節を引用しました。
今後も『風景』を意識して、アイデアに富んだ作品を作り続けます!
RIO 様
心から演奏を楽しんでいる人に贈られる”エンジョイアワード” この響きがなんとも嬉しい受賞でした。
僕のウクレレを通して、多くの人と音楽の楽しさを分かち合いたい、そして、そんな幸せの連鎖が広がっていきますように。
今年『ハタチの音プロジェクト』を展開しています。引き続き応援よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
ミナガワ 様
エンジョイアワードに選考いただきありがとうございます。
コンテストへ応募したことがなかったのですが、今回のコンセプトや素晴らしい審査員の皆様に聞いて頂けるチャンス...と惹かれて応募させて頂きました。
その上でオリジナル曲で賞を頂けたことがすごく嬉しいです。
これからも楽しくギターを弾いて、見る人聞く人がギターを始めてみたくなるような演奏が出来たら、と思います。
SUGIKEN 様
この度はエンジョイアワード賞を頂き、どうもありがとうございます。
これまで何度か色々なオーディションに応募してきましたが、賞を頂いたのは初めてですし、ライブでも何度か演奏し、私の中では大切している曲ですので、その曲が評価され大変嬉しく思っています。
知人から今回のオーディションを紹介して頂き応募しました。投稿した曲は10年前に、部屋から雨が降っている外の景色を眺めながら作曲しました。森の奥で静かに雨が降っている
情景をイメージし、幻想的な曲調で作りました。インストゥルメンタルのジャンルは歌詞がない為、皆さんの自由な解釈で聞いて頂けると嬉しいです。
この受賞を機会に今後、たくさんの方に聞いてもらえる様、自分の音楽を
発信していこうと思います。
今回はこの様な素晴らしい賞を頂きどうもありがとうございました。
ギター写真部門
横断賞
特別賞
審査委員特別賞
2 名(組)
森田 莉子(もりた りこ)様
このたびは、「審査員特別賞」をいただきありがとうございます。本選に選出していただいたこと、そして今回の企画に参加させていただいたことをとても嬉しく思います。参加された多くの方々の、魅力ある音楽に触れることができた、貴重な機会となりました。
JUDGE COMMENTS審査委員総評
JUDGE審査委員
審査委員長
福田 進一氏ギタリスト
大阪生まれ。1977年に渡仏し、アルベルト・ポンセ、オスカー・ギリアの両名教授に師事した後、81年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。以後35年に亘り、ソロ・リサイタル、内外の主要オーケストラとの協演、エドゥアルド・フェルナンデスとのデュオをはじめとする超一流ソリストとの共演など、その活動は留まることを知らない。19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽まで、そのボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。平成19年度、日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により「外務大臣表彰」を受賞。さらに平成23年度の芸術選奨「文部科学大臣賞」を受賞上海音楽院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学、上海音楽院(中国)、アリカンテ大学(スペイン)各音大のギター科客員教授。さらに東京、アレッサンドリア、ハインスベルグ、コブレンツ、全米ギター協会など、主要国際ギターコンクールの審査員を歴任している。
本選審査委員(50音順)
相川 浩二氏アコースティック・ギター・マガジン編集長
1972年、福岡県出身。大学卒業後フリーター生活を経て、1998年、ギター・マガジン編集部にアルバイトでリットーミュージックに入社。2001年、アコースティック・ギター・マガジン編集部へ移動、2005年より編集長となる。2007年には別冊『ウクレレ・マガジン』を創刊。同年、CD『アコギでクラプトン』(ジェネオンエンタテインメント)をプロデュース。2014年、高田漣ホストのトーク&ライブ・イベント“ACOUSTIC ENSEMBLE”を企画/制作。現在、『アコースティック・ギター・マガジン』の編集長とプロデューサーを兼任。
斎藤 明子氏日本ジュニア・ギター教育協会 会長
東京に生まれ、4歳よりギターを始める。中学、高校と慶應義塾に学び、15才でデビューリサイタル開催。第30回東京国際ギターコンクール第1位。バーゼル音楽院卒業。ソニーミュージックよりCDを発表。1997年に軽井沢に移住しエッセイ集「軽井沢 八風の里便り」を出版。日本ジュニア・ギター教育協会会長。
平野 啓一郎氏小説家
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。
著書に、小説『葬送』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』等がある。
2021年5月26日、最新長篇『本心』単行本刊行!
渡辺 香津美氏ギタリスト・コンポーザー・プロデューサー
名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続け今に至る。その速いテンポで繰り出される魅惑のアドリブと芳醇な旋律、演奏技術を緻密に組み合わせることで、音の一つ一つに豊かな表現力を含ませ独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評がある、まさしくワン・アンド・オンリーの存在。現在はジャズ・フュージョンにおける多様なプロジェクト、特に結成10年を超えた「ジャズ回帰プロジェクト」と並行し、アコースティックを中心としたソロワーク<ギター・ルネッサンス>シリーズでのアルバムリリース、ライブツアーを行い、国内、海外を問わず公演を行う。生粋のインプロヴァイザーたる資質を活かし、作・編曲においても独自の世界を構築しクラシックギター界からの委嘱作品も好評を博す。エッセイ執筆、テレビ、ラジオ等のメディアでの露出も多く、『いち国民いち楽器』を提唱し、広く音楽文化に貢献している。2021年レコードデビュー50周年を迎え精力的に活動中。洗足学園音楽大学ジャズコース客員教授。
グランプリを受賞することができ、感無量の気持ちでおります。
私達が大好きなクラシックギターという楽器は、クラシック音楽界においても、ギター音楽界においてもまだまだマイナーな楽器だと感じています。今回はその楽器の魅力をたくさんの方に伝えられる、またとないチャンスだと思い、プログラムも正統派のバッハの楽曲で挑みました。
クラシックギターを聴く楽しみ、奏でる喜びを1人でも多くの人に伝えられるよう今後も精進していきたいと思います。